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【島大ACTが行く】松江の寺社紀行・其一~「へるんさん」の足跡を辿って~

こんにちは。ACT所属、島根大学3年の岡と申します。

最近は本当に涼しくなって、いいお散歩日和、サイクリング日和となってきましたね。この時期、古き良き松江の趣深い風景を巡る「寺社旅」なんてどうでしょう!「そんな所行かないよ」と言う方も、一度訪れてみたら案外ハマるかもしれませんよ?(*’ω’*)

今回訪れたのは普門院(ふもんいん)、月照寺(げっしょうじ)、龍昌寺(りゅうしょうじ)の三ヶ所。これらのお寺は「へるんさん」の愛称で親しまれる松江ゆかりの作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の著書『知られざる日本の面影』に登場しているのです!「なんとなく聞いたことあるかも!」と思った方もいらっしゃるのでは?

ということで、まずは普門院からスタートです。北田町にあるこちらのお寺は松江城にほど近く、不昧公ゆかりのお寺としても知られています。この近くに昔あったという「小豆とぎ橋」の話が著書に登場するのです。(※現在その名の橋はありません!あしからず。)怪談の内容については『知られざる日本の面影』を一度読んでみてください!

実際行ってみると、なんとも風情のある素敵なお寺です。お庭には「観月庵(かんげつあん)という茶室があるのです。それがこちら( ゚ω゚)/

寺社紀行1

飛び石を辿った先にある建物が「観月庵」です。丸窓が特徴的ですね。かつて、不昧公はこの丸窓から嵩山に沈む月を眺めながらお茶を楽しんでいたそうです。また、お庭そのものも落ち着いた雰囲気で、心が和みます。八雲も松江にいた当時、普門院に通い住職の方との交流をしていたそうです。きっとこのお庭を眺め住職の方とお話をしながら、庭の美しさや不昧公がお茶を楽しんでいた頃に思いを馳せていたのではないでしょうか。

こちらでは拝観の他、お抹茶と季節の生菓子がいただけます。今回いただいたお菓子は「菊の着綿(きせわた)」と言います。この時期はちょうど重陽の節句に近いので、この節句に行われる着綿という習慣をイメージしたお菓子をいただきました。訪れる時期によって変わってきますので、庭とお菓子、両方の季節の移ろいを楽しむことが出来ますよ(^^)

寺社紀行2

続いて訪れたのは月照寺!場所は外中原町。松江一中のすぐ近くです。こちらは松江藩歴代藩主の御廟のあるお寺として知られています。もともとこのお寺、名は洞雲寺(とううんじ)と言ったお寺だったのですが、初代・松平直政の母・月照院のお墓をこちらに作ったので、名を月照寺と改め今に至るのです。

このお寺は「大亀」のエピソードで知られているお寺なのですが、今回もこのお話は割愛させていただきます。詳しくは『怪談』をご覧ください。

早くその大亀さんとご対面したいところですが、まずは歴代藩主のお墓参りから。順路がありますので、そちらを辿っていけば回れますよ!

寺社紀行

苔むした道を辿ってゆくと…(こちら、筆者の背中です)

寺社紀行4

出ました!立派な廟門です。こちらは不昧公の名でお馴染み、七代藩主、松平治郷の御廟です。額には「大圓庵」と書かれています。月照寺の中でも一番豪華で大きい廟門です。ここだけでも見応え十分!

しかし、本命を忘れてはいけません。六代藩主宗衍の御廟へ向かいます。そして到着すると…

寺社紀行5

…いました。デカいです( ;゚Д゚)

どのくらいかと言いますと、横にいる人間(筆者)が160㎝なので、亀の大きさはまぁ目測で2mくらい。上の石碑を足すと高さ3.5mくらいにはなるでしょう。昔この大亀が夜な夜な人を襲って食べたという話ですが、ありえなくもないスケールです。もし遭遇したら確実に一飲みにされますね。よかった、動けない亀さんで(笑)

このお寺には宝物殿があり、歴代藩主ゆかりの品を見ることが出来ます。さらに、あじさいが有名なお寺でもあるので梅雨のお散歩先として訪れるのもいいですよ(^ω^)

最期に訪れたのは龍昌寺。寺町にあるお寺です。寺町と言うだけあってお寺が非常に多いので探すのに苦労しました(^^;)

このお寺は八雲の愛した「十六羅漢像」が有名です。八雲はこの寺に足を運び、熱心に眺めていたそうです。その羅漢像がこちら!

寺社紀行6

実に表情豊かですね。江戸時代中期の作ということもあり、だいぶ風化が進んでいるようですが、生き生きした羅漢たちの表情は健在です。穏やかな顔、いかつい顔など、確かに眺めていて飽きの来ない像です。屋外に設置されているので、お寺に行けばいつでも見ることが出来ますよ!それにしても、この像を眺めに何度もこのお寺を尋ねるとは、八雲は相当惚れ込んだんですね。その感性がすごいです。

今回は三ヶ所だけでしたが、まだまだ見どころのあるお寺はたくさんあります。暇な時間が出来たらお散歩に出掛けましょう!そして目に留まったお寺にLet’s Go!思いがけない新たな魅力を見つけるかもしれませんよ?(*^-^*)

evolvedact

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